人生の香り No13

2015.05.31



薔薇25  


薔薇20 


戦場カメラマンの一番の願いは

失業することなんだよ


ロバート・キャパ


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人生の香り No12

2015.05.30



薔薇21 


薔薇22 


私たちは 自分を離れてものを見ることはできないし

自分のなかにないものを作品に込めることもできない


オスカー・ワイルド


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人生の香り No11

2015.05.29



薔薇24 


いつものことだが電車は満員だった

そして いつものことだが

若者と娘が腰をおろし としよりが立っていた

うつむいていた娘が立って としよりに席をゆずった

そそくさととしよりが座った

礼も言わずにとしよりは次の駅で降りた

娘は座った

別のとしよりが娘の前に横合いから押されてきた

娘はうつむいた 

しかし 又立って席をそのとしよりにゆずった

としよりは次の駅で礼を言って降りた

娘は座った

二度あることは と言う通り

別のとしよりが娘の前に押し出された

可愛そうに 娘はうつむいて そして今度は席を立たなかった

次の駅も 次の駅も 下唇をギュッと噛んで

身体をこわらばせて・・・・・

僕は電車を降りた

固くなってうつむいて 娘はどこまで行ったろう

やさしい心の持ち主は いつでもどこでも

われにもあらず受難者となる

何故って

やさしい心の持ち主は

他人のつらさを自分のつらさのように感じるから

やさしい心に責められながら 娘はどこまでゆけるだろう

下唇を噛んで つらい気持ちで

美しい夕焼けも見ないで


吉野弘

「夕焼け」


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人生の香り No10

2015.05.28



薔薇11 


薔薇12 


日本人は三十の声を聞くと

青春の時期が過ぎてしまったように云うけれど

熱情さえあれば人間は一生涯青春で居られる


永井荷風


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人生の香り No9

2015.05.27



薔薇17 


薔薇18 


どうしてだろうと

おもうことがある

なんまん なんおくねん

こんなに すきとおる

ひのひかりの なかに いきてきて

こんなに すきとおる

くうきを すいつづけてきて

こんなに すきとおる

みずを のみつづけてきて

わたしたちは

そして わたしたちの することは

どうして

すきとおっては こないのだろうと・・・


まど・みちお

「どうしてだろうと」


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人生の香り No8

2015.05.26



薔薇15 


薔薇16 


いま曲がり角にきたのよ

曲がり角をまがったさきに

なにがあるのかは

わからないの

でも きっといちばんよいものに

ちがいないと思うの


L・M・モンゴメリ

「赤毛のアン」


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人生の香り No7

2015.05.25



薔薇13 


薔薇14 


俺が十時間ギター練習して

ああ頑張ったなと思っても

どっかの誰かは十一時間練習してる

そういうもんさ


ジミ・ヘンドリックス


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人生の香り No6

2015.05.24



薔薇19 


いままでの写真との「関わり」の気持を考えてみても

まったく いいかげんなものだったように思う

性格だから これからも やっぱり同じことだろう

もともと写真をはじめた動機からして ただ なんとなく

プロセスに興味をそそられたからだったし

それからは 当時の写真青年が みんな指向した

「芸術写真」にのぼせあがったのだった

雑誌に初入選したのは昭和六年だったが

それからは 寝ても覚めても写真のことばかり考えていたとおもう

絵画主義の時代だったから むずかしい理論なんて あろうはずがない 

ひたすら 撮ることだった 当時は みんなアマチュアだった

だから 現代のように 記録性とか情報伝達とか 理屈を考える人もいなかった

ただ印画紙上に レンズを通して「描く」ことに専念するだけの姿勢だった

アートとしての認識はされていなかったようだが

みんな画家や 詩人のつもりでいた

「三つ子の魂」といい「雀百まで」という

いったんはまりこんだら 抜けることは容易ではないらしく

今もって五十年前と同じような写真を撮っていることを口にするのも恥ずかしい

方向はともかく 写真に対する精神的燃焼度だけは

昔とちっとも変わっていないのだ

といって自らを納得せるより仕方がない

だって 私は 今でも熱心なアマチュアだから


植田正治

「小さい伝記」


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人生の香り No5

2015.05.23



薔薇9 


薔薇10 


わたしは思うとおりに生きてきました

忍耐強く努力すれば 夢はたいてい叶います

ガーデニングこそ 忍耐よ

どんなにかわいい花を植えても

モグラが掘り返すかもしれないし

シマリスが球根を食べちゃうかもしれない

それでも そんなものよと 達観していないとね



ターシャ・テューダー


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人生の香り No4

2015.05.22



薔薇7 


薔薇8 


その時の出逢いが

人生を根底から

変えることがある

よき出逢いを


相田みつを


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Author:りら

写真は初恋と同じだね
撮る度ごとに心煌めく

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